その15 「はいはいの修養」
前向きに捉える人、
後ろ向きに捉える人。
物事を捉える場合、
人間には
二つのタイプがあるようだ。
なにか頼みごとをしたとする。
ハイと二つ返事で引き受ける
逆に
かくかくしかじかでできないと断る。
意見交換をする折、
必ず、何か新しい知恵を持ち込んでくる
逆に
重箱の隅をつつくように欠点を探し回る。
こんな場面に何回か遭遇するうち
どうせ一緒に仕事をするなら
前向きの誰それがよい
後ろ向きの誰それとは口もききたくない
と相場がきまってくる。
世間を広くするも、狭くするも
自分の料簡次第である。
「はいはいの修養、いかがの注意」
まずハイと返事をして、人の意見を聞きなさい
その内容をじっくり吟味して
もし疑問や意見があれば
ところで、この点はいかがでしょうかと
伺いをたてなさい。
昔の人はこう言って自分を戒めた。

